福祉用具の重要性について
みなさんこんばんは
今日は最近実務で感じた福祉用具の重要性について書いてみます。
さて福祉用具には貸与できる項目とできない項目があるのをご存知でしょうか
次のうち貸与できないものを選択しましょう
1.回収を伴わない手すり
2.トイレフレーム
3.浴槽台
4.特殊寝台
答えは3です。浴槽台は特定福祉用具販売の項目となります。
トレフレームはどうなの?と思った方もおられるかと思いますが、トイレフレームは手すりに当たりますので、貸与を受けることができます。
確か300単位ぐらいだったかと思います。
ちなみに設置すると簡単には外れないようになっているのでこの時期の大掃除には意外と邪魔になると私のご利用者は言っておられました。
ちなみに特殊寝台は要介護2からの貸与項目になりますので注意が必要です。
※軽度者申請や自費レンタルサービス(業者によって値段が異なる)がありますので要介護2に満たない方が借りれないわけではありません。
ここ最近思うことがあります。私が現場で経験する中でご家族が十分に予習されていることや、本人が便利に過ごすためと感じて提案されているのはわかりますが、私は何でも福祉用具に頼ればいいじゃん!って考え方はおかしいように思います。
というのも極端な話、元気な方にスリーモーションのベッド(いっちゃんええやつや!)などを導入するとさぞかし便利な生活となるでしょうが、本人が今はできる機能を奪ってしまうことにもつながるのではないかと思います。
プランを作成するうえで、ご家族の意見を反映する場面も多々あるかと思いますが、御用聞きプランにならないためにも、本人のレベルに応じて取捨選択、提案できる知識と話術を身に着けることが大事かと思います。
福祉用具はあくまでも自立支援のツールの一つとして考えるのが良い訳で、便利な生活を送れさえすればそれでいいという考えは違うと私は考えています。
話は変わりますが、私は映画を結構見るのですが、先日シュガーラッシュ:オンラインを見に行ってきました。
意外と大人のお客さんも多くて驚きましたが、プリンセスのパロディだけでなく、webの世界観がしっかり作り込まれているなど、大人でも十分楽しめる内容と思います。
オチ少し気になりますね、続編を作るうえでの伏線なのか、友情の在り方はいろいろあるんだよ、ということなのか、どちらにでもとれそうですが、もしも後者が狙いなのであれば、意外と大人向けの映画なのかもしれませんね。
そろそろ年末休みに入るみなさんもおられるでしょう。映画などで息抜きを試みてはいかがですか?
気分転換は大事だと思いますよ。